「ゲイの治療」と称して、男性をレイプした医師の男性が告発! 「ゲイを治すためのゲイセックス」の矛盾が暴かれる

「ゲイを治すため」と称して、男性患者と性的な関係を持った医師メルヴィン・イスコーヴ(72)が告発された。

メルヴィン・イスコーヴは、精神科の医師として、長らくカナダ・トロントにて患者たちを“診察”してきた。イスコーヴ医師は、男性が性的指向である男性を示す“ホモセクシャル”は、「治療が可能な病気」だと信じ、セラピー中に、男性患者たちとオーラルセックスや、肛門性交、自慰行為の強制などを行ってきたという。現地の医科大学「College of Physicians and Surgeons of Ontario」が明らかにした内容を、米Perezhiltonが伝えている。

イスコーヴ医師は、現在、免許停止の状態にある。医師は1990年代から2000年代初頭、2名の患者に対して性的暴行を行っていたという容疑に問われており、現在は事情聴取が進行中。なお、ふたりの患者はどちらも現在40代となっているという。

当時20代の患者は、「自分はゲイなのではないか」という不安や“うつ”を訴えてイスコーヴ医師のもとへ。彼に対して医師は、「もし自分たちが性的な関係を持ったら」という妄想を語らせた上で、「きみがそうしたいのなら、私に触れてもいい」と告げて裸に。これらのみだらな行為は、少なくともセラピーセッションが続く中で、10回はあったという。

もう一人の患者も、同じく不安や“うつ”からイスコーヴ医師のセラピーを受診。当時18歳だった彼は、「ヘテロセクシャル(※女性が性的指向である男性のこと)」を自称していたにも関わらず、イスコーヴ医師は繰り返して彼を同性愛者として扱い続け、異性愛的な妄想を、「ホモセクシャルであることを否定しているだけ」と片づけたという。

この患者とイスコーヴ医師の性的な関係は、2007年から開始。「彼はドクター・イスコーヴは、自分のホモセクシャルを“治して”くれるものだと信じ込んでいた」という。

また、メルヴィン・イスコーヴは、男性用公衆トイレにおける、不適切な行為で罪に問われており、さらに私物を患者に売り付けようとした疑惑もある。本人はこれらの罪のすべてを否定している。

なお、WHO(世界保健機関)が1993年に国際疾病分類から削除して以来、2018年現在も、同性愛は「病気」ではないと認識されている。イスコーヴ医師が拠点としていたカナダ・オンタリオ州においても同様であり、現地では2015年に「同性愛治療を目的としたセラピー」は禁止されている。

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2017.09.22