かれこれ8年間もセレーナ・ゴメス(25)に間違われているというメキシコ人の一般女性が、有名人にそっくりでよかったこと、反対に苦労話を明かした。
メキシコに住む23歳のエリカ・モンタンテスさんは、15歳のときからセレーナ・ゴメスに間違われてきた。彼女のインスタグラムアカウントは1万7千人のフォロワーを誇るが、エリカさんはあくまでも一般人。現在はフリーランスで、グラフィックデザインや、デジタルマーケティングの仕事をしている。
INSIDERのインタビューにて、エリカさんはそもそも当初、“セレーナ・ゴメス”が誰かすら知らなかったことを告白。初めて「そっくりだね」と言われたときの反応は、「誰それ?」だったとか。メキシコ国内のチャリティイベントにセレーナが出席し、その模様を報じるテレビ番組を観たとき、ようやく事態を認識したという。
「“あー、なるほど、確かに私たちって似てる”って感じだったわね。それからメキシコ国内でも彼女の人気はどんどん増して、それ以来、私は会うひと会うひとみんなから“セレーナ・ゴメスに似てるね”って言われているの」
正直うんざりしそう? しかしエリカ・モンタンテスいわく、自分が“セレーナ・ゴメスとそっくり”で、よかったこともあるのだとか。もともと自分の性格を「シャイ」だと分析する彼女だが、“そっくり”ネタをきっかけに、会話に花が咲くことも。これまでメキシコ国内だけでなく、ブラジル、トルコ、アメリカ、インドといった、離れた場所に住む人々と交流する機会を得てきたと語る。
とはいえあくまでも、彼女は“エリカ・モンタンテス”。セレーナ・ゴメスとは別の人物だ。彼女はいつもこの事実を強調している。
「中には意地の悪いことを言ってくる人もいるの。私はセレーナになりたがっている、とかね」
ときにセレーナ・ゴメスから、スタイルやメイクの面で影響を受けることがあると、エリカさんは認めている。だがそれらの行為は、セレーナ・ゴメスにあこがれる世界中のファンと変わらない行為だと彼女は主張する。
「私は自分が誰か、ハッキリ自覚しているわ。たとえ彼女が私にとってロールモデルであったとしても、彼女そのものになりかわることはしない」
そんなエリカさんが思う、セレーナ・ゴメスのすごいところって?
「(ヘイターや病気、フェイクニュースなど)たくさんのことを乗り越えてもなお、微笑みを絶やさずに、すべての人に礼儀正しく接するところ」