@mingxi11, @giizeleoliveira / Instagram
「ヴィクトリアズ・シークレット」といえば、選抜モデル“エンジェルズ”が有名だが、今年のショーには、ずっこけ天使と、本物の天使が登場? ちょっとした一幕が話題だ。
「Fallen Angel」(※本来は「堕天使」という意味だが、“fall=転ぶ”がかけられている)として有名になってしまったのは、中国出身のモデル ミン・シー(28)。VSのショーへの出演は今年で5度目とベテランだが、大舞台でまさかの転倒。その姿がバッチリとらえられてしまった。
複雑な衣装のためか、なかなか立ち上がれない。そんなミン・シーへ救いの手を差し伸べたのが、「本物の天使」こと、ブラジル出身のジゼル・オリヴェイラ。会場を盛り上げ、ランウェイに彼女が戻る手助けをしている。
見事なコケっぷりを本人も笑うしかないのか、その後、ミン・シーは少し恥ずかしそうにランウェイを立ち去っていく。本人はショーのあとに更新したインスタグラムの投稿で、「ご存じの通り」と転倒事件について言及。「地元で開催、母もいる会場の目の前で起きたことだけに、私のキャリアの中でももっとも苦しい出来事でした」と振り返っている。
また、ジゼル・オリヴィエラに対して「無私の愛に満ちた行為でした」と礼を述べ、バックステージで慰めてくれたという共演者たちにも感謝を表している。ミン・シーは、「転んでも立ち上がって、みなさんの暖かい言葉に報いるよう進んでいきます」と、前向きな言葉で投稿を結んだ。