テイラー・スウィフト(28)が、自身のツアー公演中に、LGBTQ+の人々へ呼びかけを行った。その内容が感動的だとして話題だ。
6月は「プライド月間」として、世界各地でLGBTQ+を支援、また一般へ向けて啓もうするためのイベントが、数多く執り行われる期間だ。6月2日に開催された「Reputation Tour」シカゴ公演にて、テイラー・スウィフトはMC中にLGBTQ+へ向けた呼びかけを行った。
「どんな状況下にあっても、自分の感情が繊細なままであることは、とても勇敢なことよ。でも自分の気持ちや、愛することに正直であることは、より勇敢なことだと思う。時に社会的な逆境にさらされることもあるという状況でね」
「今月、そして毎月だって、私は自分の気持ちに正直にありながら、自分らしく生き、自分らしく感じている人々に、愛を届けたい」
📹 | Taylor’s speech about #Pride month #repTourChicago (via @LaineyC94) pic.twitter.com/GPXlqFGeUB
— Taylor Swift News (@TSwiftNZBU) June 3, 2018
テイラー・スウィフトは、“プライド月間”に対する自身の考えを、「私たちがどれだけのことを成し遂げたか、祝福するもの」「その一方で、これからどれだけのことを成し遂げなくてはいけないか、認識するためのもの」であると明かしている。
「愛と敬意を、カムアウトをためらう状況にある人たちへ届けたい。あなたのタイミングでカムアウトできますように。世界が誰もが平等に生き、愛し、自分の感情を口に出すことを恐れることがない世界になりますように」
テイラーは最終的に、「感情や愛、生涯をともにする運命の相手探しというものは、とてもとても、“デリケート”なものだよね」とMCをまとめ、自身の楽曲「デリケート」へのパフォーマンスへつなげた。なお、テイラー・スウィフトは11月20日・21日に日本公演を開催予定だ。