COSMOPOLITANが選ぶ、ビルボード・ミュージック・アワード授賞式における、ベスト&ワーストドレッサー13人をご紹介。同メディアによる、秀逸かつシュールなタイトルにもご注目。
- ケイト・ベッキンセール:「いったい何やってるの?」賞
プレゼンターとして来場したケイト。しかし現在の彼女には、特にプロモーションするべき事項もないため、「こっそりアルバムでも作っているの? それともビルボードの熱狂的ファンなの? 大嫌いな誰かとのディナーを避ける口実?」と、来場していたこと自体がビックリ。ちなみに花火柄のドレスはズハイル・ムラド(ZUHAIR MURAD)のもので、こちらは「活発で印象的」と大絶賛されている。
- リタ・オラ:最高に図々しかったで賞
E!に対して、この日、ICON部門を獲得した大御所シェールがかつて披露した「Tバック姿にインスパイアされた」と、後姿がセクシーなドレスをチョイスした理由を語ったリタ。これをCOSMOPORITANは「要は自分が着たかっただけだろう」とバッサリ。「もしかするとシェールは認めるかもしれないが、ハロウィン向け」としている。
- オリヴィア・マン:最悪接近賞
一見すると普通のドレスだが、よく見ると上半身はバストトップギリギリ、ボトムも「下着のよう」。リタ同様、露出過多を嫌われこの評価に。
- ヘイリー・スタインフェルド:もっとも手の込んだ水着カバー
アメーバのようなシルバーの不規則な模様が、身体にピッタリと沿った個性的なこのドレス。COSMOPORITAN的に気に入らない理由は、どうやら「なんだかなぁ」の一言に尽きる様子。
- リア・ミシェル:黒の下着ドレスだらけでイラッとくるで賞
トレンドであるがゆえ、誰も彼もが「おばあちゃんパンツ」=ハイウエストのアンダーウェアを、透け感のあるドレスの下からチラ見せしてくることに、そろそろ飽き飽きしてこない? 「ファッションの名のもとに露出してくる」風潮も、このごろは考え物になりつつあるのかも。
- ホールジー:最悪のブラジャー広告
「ブラジャー業界は別の広告塔を雇うべき」とCOSMOPORITANが豪語する理由は以下の通り。ひとつ、ブラがブラの役割を果たしていない。ふたつ、ブラはシャツじゃない。
- ヴァネッサ・ハジェンズ:もっとも上記の人々に感謝すべきで賞
可もなく不可もなくといったドレスチョイスだが、個性的なファッションのセレブたちに囲まれた結果、高評価を得たヴァネッサのドレス。「この普通さが恋しい」「“変じゃない”の勝利」とのこと。
- レイチェル・リンジー:The 無難
これといって特記できる要素もないドレスこそ、「もっともスマートで、もっとも好感度が高い」というのがCOSMOPORITAN談。
- アレクサンドラ・ダダリオ:ドレスコードの最崩壊
「高級ワインやクリームのプロモーションならともかく、アワードですよ?」とバッサリ。映画「Baywatch(原題)」のPRを兼ねて参加した彼女へ、「イメージを大切にして」。
- ジェイソン・デルーロ:「ここはどこなの?」賞
男性として、唯一ランクインしてしまったジェイソン。「どうして誰も彼に、天気予報を見るよう言ってやらなかったのか」という皮肉の通り、この時期のラスベガスには暑苦しいという残念な評価を獲得。
- ニコール・シャージンガー:ベストおっぱいスト
英語でいうところの「Boobiest」というタイトルを獲得したニコール。「パッと見トップレス」というドレスへ、この上なく簡潔なタイトルが贈られた。
- カミラ・カベロ:マッチさせすぎで賞
「ファビュラスな赤のスリップドレス」を称賛する一方で、「なんでおそろいのバスローブを引っかけてきちゃったかなぁ」と、寝間着風になってしまったことを惜しんでいる。
- レイチェル・プラッテン:もっともキュートで賞
今回のベストドレッサーは、露出も適正でおしゃれだったレイチェルへ。「柄がヨーロッパ風建築物の豪華なタイルを彷彿させる」ことから、夏の旅行へ導いてくれるとのこと。