スパイス・ガールズ、再結成への期待! 「ガールパワー」にみる21世紀のフェミニズムって?


今から20年前にイギリスでデビューした5人組「スパイス・ガールズ」。かつて一世を風靡し、今年、再結成が囁かれる彼女たちだが、一体その人気の秘密はどこにあるのか。

スパイス・ガールズといえば「ガールパワー」というスローガン。「女性差別反対!」という一昔前のフェミニズムから様変わりして、「女の子だって強くていい!」という前向きな彼女たちのメッセージが世界中の女の子の心を打ったことは間違いない。男女平等への動きが強まっている今だからこそ、スパイスガールズの復活は重要視されている。

女性に対する差別発言などを繰り返すトランプ氏が米大統領になったことをきっかけに、女性の地位向上を訴える「ウィメンズ・マーチ」が世界各地で起きたことや、ハリウッドから広がった#MeTooに見られる、セクハラ・性暴力の告発。「GRL PWR(ガールパワーをもじったもの)」がタトゥーのトレンドなったり、モデルのケンダル・ジェンナーが先駆者となった「フリー・ザ・ニップル」など、ここ数年、新しい「フェミニズム」の波が目立っている。

そんな中、スパイス・ガールズの「ガールパワー」には再び注目が集まっている。彼女たちの活動はたった5年間と短いものだったが、瞬く間に世界を席巻。ファーストシングル「Wannabe」はガールズグループがリリースしたデビューシングルの中で一番のセールスを記録。全世界で600万枚を売り上げ、37カ国でチャート1位を獲得した。

「わたしの恋人になりたいなら、わたしの友達とも仲良くしてよね」という当時の音楽界では珍しい 女同士の友情を歌った同曲は、キャッチーなメロディとインパクトのある歌詞で世界中の女の子の心をつかんだ。

また、「あなたはフェミニストになって、あなたらしくいられる。スポーツ好きだって、ファッション好きだって」という彼女たちのブランドイメージは後に続くブリトニー・スピアーズやビヨンセ、リアーナたちがフェミニストとして活躍できるような時代を作りあげたともいえるのだ。

新しい「フェミニズム」の形を作り上げた伝説の5人組、スパイス・ガールズ。彼女たちが再結成すれば、また、わたしたちに勇気を与えてくれるだろう。これからの彼女たちから 目が離せない。