セクシャルハラスメントの被害者となるのは、女性に限ったことではない。海外ドラマ「THIS IS US 36歳、これから」に出演する俳優ジャスティン・ハートリー(41)が、自身の体験を告白した。
ジャスティン・ハートリーは、2002年のデビュー以来、「ヤング・スーパーマン」、「恋するインターン」、「リベンジ」と、着実にキャリアを重ねてきた。「THIS IS US」の大ヒットにより、ますます人気を増しているが、それゆえか積極的すぎるファンに頭を痛める機会もあるようだ。「Good Housekeeping」のインタビューにて、友人たちとのディナー中、妙齢の酔っぱらった女性から受けた被害を明らかにした。
「この話をするのにためらわないよ。彼女は自分がしたことを恥じるべきだと思っているんだ。この女性――どこの誰かは知らない、赤の他人だったんだけれど、彼女はぼくを見つけると大きな声で叫んで、まるでクレイジーになった。走り寄ってきたと思ったら、ぼくにキスしはじめたんだ」
ジャスティンはこの女性に対し、「見知らぬ相手にいきなり近寄って、唇を顔に押し付けるなんてことはしないだろう。もしぼくがあなたにそんなことをしたら、逮捕されてしまう。どうかこんなことはしないで」と申し入れ、パーソナルスペースを尊重してくれるよう頼んだという。
「あなたに人生の教訓を語れる立場じゃないけれど、あなたには重要なことだと思うよ。相手が誰であっても、二度とこんなことはしないで」
こうまで言われて、いったんは引き下がったものの、しばらくすると女性は再びジャスティン・ハートリーのもとへ近寄ってきた。なんと記念撮影をしてくれないかという。
「写真撮影ならいつも大歓迎なんだ。でもあなたはぼくにセクハラを行った。そのあとに写真は撮りたくないな」
撮影を断られたことで女性は、「ジャスティン・ハートリーはクソ野郎よ、ただのクソやろうじゃなくて、もっと腐ってるのよ」と悪態をついていたとか。「冗談だろ」というのがジャスティンの反応で、女性のモラルに疑問を呈している。