カーリー・クロス、現代におけるVSファッションショーの意義を熱弁! 「私は自分が信じられないものには、参加しないんだから!」

カーリー・クロス(25)が語る、現代における「ヴィクトリアズ・シークレット」のファッションショーが持つ意義とは?

「ヴィクトリアズ・シークレット」が年に一度行うファッションショーには、業界トップの女性モデルたちが数多く出演する。いまや20年以上の歴史をほこる一大行事ではあるが、サイズ、人種の偏りなど、同社の持つ従来的な“女性感”は指摘・批判されることも。

体型を含めて「多様性」がもてはやされ、性暴力を抑止するべく「#MeToo」や「Time’s Up」といったムーブメントが盛んになり、女性の権利向上が広く訴えられるな2018年において、VSファッションショーが持つ意義とは何なのか。元同社の選抜モデル「エンジェルズ」であり、ショーに5回の出演歴を持つカーリー・クロスが、Telegraphのインタビューで話している。

「ヴィクトリアズ・シークレット」ファッションショー、“多様性の欠如”に厳しい声! 出演モデルの人種、体型の偏りが指摘

2017年11月22日

「ヴィクトリアズ・シークレットのようなショーは、私たちが生きる今日の世界において、とても意味のあるものよ。自分のセクシャリティを女性が自ら所有し、責任を持つという点において、本当にパワフルなメッセージを持つの」

カーリー・クロスは2017年に中国・上海で行われたVSファッションショーに、2年ぶりに復帰。元エンジェルの立場から、ヴィクトリアズ・シークレットのショーについて、女性への祝福に焦点を置いていると説明している。

「こういった類のショーは、私たち全員を最高の自分自身に作り上げ、それを祝福するものなの。ヒールを履き、メイクをして、美しいランジェリーを身に着ける。もし自分で責任を持ち、権限を所持していれば、それが“セクシー”ということになる」

カーリー・クロスは、「ポジティブな実例になりたいから、自分が信じられなかったものには関わらないようにしている」と、ヴィクトリアズ・シークレットのショーに太鼓判。「魅力的な女性像」について、「自信と官能性を、すごくミステリアスな形で持っている女性」とし、「女性が自分に自信を持ち、自分のことを理解していれば、それ以上のことってないんだから」と持論を語った。