12歳の少年が、バイセクシャルを理由とした“いじめ”を苦に自殺 息子を亡くした両親が、悲痛な胸のうちを語る


米ミシシッピ州に住む12歳の少年アンディ・リーチくんが、いじめを苦に自殺。息子を亡くした両親が、悲痛な胸のうちを訴えている。WREGが伝えた。

Southaven Middle Schoolの6年生だったアンディくんは、遺書を残して自ら命を絶った。母シェリルさんは、息子について「とても愛される少年でした。息子が笑えばみんな笑顔になった。アウトドアなタイプで、キャンプが大好き。落ち込んでいる人がいれば、励ましてあげる、そんな子だった」と語っている。

しかし両親は、息子が笑顔の裏に隠した辛さに気づいてやれなかったことを、心から悔いている。

「私は気づいてやれなかった。息子はいつも幸せであるようにふるまっていたから」(母シェリルさん)

「息子には、自分の性的指向に対する葛藤があった。ついには学校で、自分はバイセクシャルだと思いを打ち明けました。それがいじめの原因となってしまった」(父マットさん)

3月6日、アンディ・リーチくんは、自宅のガレージで死亡しているところを、家族により発見。自殺だった。両親や兄は、それから彼が生前、悩んでいたことを知ったという。

「学校で息子は、“おまえを殴ってやる。トイレから出られなくなるぞ”などと言われていたんです」(父マットさん)

母シェリルさんは、アンディくんをいじめた級友たちに対して、「自分が何をしたのか、それが他人をどんな思いにさせ、どんな事態を引き起こすのか知ってほしい」と述べている。

アンディくんの両親は、「どんな子どもも鬱に直面する可能性はある」として、子を持つ保護者に対して子どもの様子に気を配ってほしいと訴えている。「食習慣や睡眠習慣の変化を感じたら、子どもと話してみて」

一方でアンディくんが通っていた学校には、いじめ対策が不充分であったことを指摘。対する学校側は、「いじめは重要な問題だ」とする声明を発表。カウンセラーの存在や、調査など、具体的な対応案を説明し、アンディ・リーチくんの遺族に対するお悔やみを述べている。