シリーズ最新作「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」が大ヒットを続ける中、その人気はついに新生児たちまでに波及。赤ちゃんにもっともよく名付けられいる、アベンジャーズの名前は?
DigitalSpyは、社会保障局が発表した、人気のベイビーネームリストをもとに、「人気のヒーローネームリスト」を作成。シリーズの作品に親しんだ親たちが、自分の子どもに名付けている名前を発表した。
トップはParker(パーカー)で、ご存じスパイダーマンの本名、ピーター・パーカーにちなむ。4346名の男児だけではなく、1487名の女児にも名付けられている。
続いてランクインしたのは、Wade(ウェイド)という男児名。実はトップ11のうち、唯一「アベンジャーズ」シリーズとは関連がないキャラクターで、同じマーベルを原作に持つ、「デッドプール」シリーズの主人公ウェイド・ウィルソンが元となっている。全米では、今月公開されたシリーズ2作目が、「インフィニティ・ウォー」を抜き、興行収入ランキングのトップに躍り出たばかり。“R指定ヒーロー”の大躍進として何かと話題だが、「ウェイド」自体は既存の一般的な名前であり、悪目立ちするキラキラネームではない。899人の男児につけられたとのこと。
反対に目を引くのが、「マイティ・ソー バトルロイヤル」(2017)に登場した女戦士・Valkyrie(6位)や、ジェレミー・レナーが演じる弓の名手・Hawkeye(11位)だ。原作コミックを世に送り出す、Marvelの人気も高く、7位に入っている。
5位にはなんと、「アベンジャーズ」(2012)のヴィランであった、Loki(ロキ)がランクイン。長年、兄であるソー(クリス・ヘムズワース演)を裏切っては蹴落とし、アベンジャーズを翻弄し続け、ヒーローたちをさんざん悩ませてきたキャラクターだが、トム・ヒドルストンの好演も手伝い、安定して人気は高い。家庭の平和が少々気になるものの、91名の男児だけではなく、5名の女児の命名にも使用されている。
詳細なランキングは以下の通り。
- Parker(ピーター・パーカー/スパイダーマン): 1,487名の女児、4,346名の男児
- Wade(ウェイド・ウィルソン/デッドプール): 899名の男児
- Natasha(ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ): 355の女児
- Pepper(ペッパー・ポッツ/アイアンマンの恋人): 121名の女児、7名の男児
- Loki(ロキ/雷神ソーの弟): 5名の女児、91名の男児
- Valkyrie(ヴァルキリー/アスガルドの女戦士): 63名の女児
- Marvel(マーベル): 21名の女児、29名の男児
- Banner(ブルース・バナー/ハルク): 39名の男児
- Rocket(ロケット/ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー): 9名の女児、28名の男児
- Quill(ピーター・クイル/ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー): 5名の女児、15名の男児
- Hawkeye(ホークアイ/クリント・バートン): 6名の男児