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日本中をキラキラネームが席巻するいま、欧米での名付けトレンドはどうなっているの? COSMOPOLITANがNameberryの分析記事を紹介している。
- “Ad”ネームがイマドキ女児に急増中
Nameberryによれば、アデリン(Adalynn)とつけられた赤ちゃんの数は、2006年と比べてなんと31倍に。アデライン(Adaline、26倍)、アディリン( Addilyn 、21倍)、アドリー(Adley、19倍)と、Adネームの急伸は天井知らず。なんとアデラインは、2016年に生まれた女の赤ちゃんに、もっともつけられた名前なのだとか。
- “lee”ネームは男女ともにトレンド化
同じくNameberryによると、ペイズリー(Paislee)は人気3位の女児ネームで、名付けられた数は10年前の31倍。同じくブラントリー(Brantley)は、男児の人気2位の名前。こちらも2006年と比較して、27倍の伸びと、数を増やしているという。
- 憧れのセレブネームは鉄板
日本においても、人気がある芸能人の名前が、名付けランキング上位に入ることがしばしば。欧米でも同じ傾向はあるようで、アイラ(Isla、アイラ・フィッシャー)、レイトン(Leighton、レイトン・ミースター)、ブリストル(Bristol、ブリストル・ペイリン:元アラスカ州知事の長女から)、ミラ(Mila、ミラ・クニス)といった名付けが増加しているという。なお、子どもにドラマや映画のキャラクター名をつける親も少なくないようで、アリア(Aria、「プリティ・リトル・ライアーズ」/Arya、「ゲーム・オブ・スローンズ」)や、アーロ(Arlo、「JUSTIFIED 俺の正義」)、アーチャー(Archer、「Archer」)といった名前も人気だとか。
- ヴィンテージセレブネームは永遠の輝き
たとえば往年の名女優マリリン・モンローにあやかって、モンロー(Monroe)と名付けたり、ベストセラー作家ハーパー・リーからハーパー(Harper)をもらうなど、偉人の名前はいつの時代も古びない。なお、上記は女児向けで、男児へはヘンドリクス(Hendrix、ジミ・ヘンドリクス)が人気だという。
- 大げさネーム
我が子を何よりも大切に思うあまり、少々行き過ぎた名付けになってしまうことも。レジェンド(Legend、伝説)、メイジャー(Major、大きい)といった単語そのまま名付けや、キング(King、王)やその派生形であるキングストン(Kingston)にキングスレー(Kingsley)、さらにプリンス(Prince、王子)からプリンストン(Princeton)まで、増加傾向にあるという。なお、「ワン・ダイレクション」ルイ・トムリンソンが長男のミドルネームに選んだ、「君臨」の意味を持つレイン(Reign)も、じわじわと人気を伸ばしているという。
- ネクストよくいるネームは?
これまでジェニファー(Jennifer)が占めていた、いわゆる「よく見られる女性名」ポジションに、近づきつつあるというのがジュニパー(Juniper)。13年前に比べて、13倍の人口が増加しており、ジェニファーからその座を奪う日も近いかも?