いまやアメリカを代表する大スターとなったビヨンセだが、かつてはこんな苦労話も。Elleが「デザイナーからドレスの提供を拒まれたセレブたち」の体験談をまとめて紹介している。
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ビヨンセの場合
いまでこそ各ブランドがこぞって自社のドレスを着せたがる“アイコン”にまでのし上がったビヨンセだが、「デスティニーズ・チャイルド」時代には、苦い体験をしていた。(ABC News)
「キャリア初期のころ、ハイブランドはカーヴィなガールズグループ4人組に、自社のドレスを着せたがらなかったの」
「私の母や叔父は、私たちの最初の衣装を手作りしてくれたわ。何百個ものクリスタルやパールを縫い付けて、すごく細かい部分にまで情熱と愛を込めてくれたのよ」
アシュリー・グラハムの場合
昨年のメット・ボールを、「ドレスが見つからない」という理由で欠席したアシュレー。プラスサイズモデルの代表格として知名度抜群だが、ファッション業界でのスタンダードなサイズは“ゼロ”(日本:XS、5号)。アシュリーの場合は18(日本:XL以上、21号)だ。アカデミー賞出席のためのドレス探しも難航したとか。
「とにかく忙しかったの。まずオスカーのためのドレスを見つけなくちゃいけなかった。私のサイズよ。この体型の女性のためのものよ。もうそれだけで一苦労なの。だからこのドレスには、すごく満足しているわ」(E!)
オクタヴィア・スペンサーの場合
映画「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」(2011)で、アカデミー助演女優賞を獲得。同じくゴールデングローブの栄冠も得たオクタヴィアだが、その裏側ではドレス探しに苦労していたのだとか。(People)
「私は小柄で、ぽっちゃりなのよ。授賞式のためのドレス探しは、かなり大変なの。巨大なプレッシャーを感じるわ。どのデザイナーも、私のところへは来てくれないんだもの」
クリスティーナ・ヘンドリックスの場合
海外ドラマ「マッドメン」のジョアン・ハリス役でおなじみのクリスティーナ。彼女もイギリス規格でサイズ14(日本:L、15号)と大柄なことから、ドレス選びに苦労はつきものだという。(Daily Record)
「みんな聞こえがいいことをいろいろ言ってくれるけど、私にドレスを提供してくれるデザイナーは皆無なの。彼らが貸し出しているドレスのサイズは、ゼロか2だけなのよ」
クロエ・カーダシアンの場合
「ファッション業界や、世間の方々も、私が体重を落としたと思っているでしょう」
「撮影でさえも、私には衣装の選択肢がないのよ。(姉妹の)コートニーやキムも同じような注目を浴びているけど、私はより綿密にスタイリストと相談しなくちゃならない。私のサイズはないんだから」
「別に私はクレイジーなほどでかいってわけじゃないわよ!」(Harper’s Bazaar US)
メリッサ・マッカーシーの場合
映画「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」(2011)で、アカデミー助演女優賞にノミネートされた彼女も、同じく授賞式でのドレス選びに難儀したひとり。
「私にドレスを提供してくれるデザイナーなんて、誰も見つけられなかったの。5、6人に当たったのよ。すごくいいブランドで、ドレスをたくさん作っているようなデザイナーにね」(Redbook)
結局、彼女が選んだドレスは、プラスサイズデザイナーのマリナ・リナルディによるものだった。
ブライス・ダラス・ハワードの場合
通常、セレブがアワードに出席する場合、デザイナーからドレスの提供を受けることが通例だが、ブライスが2016年のゴールデングローブ授賞式に出席する際は、購入する選択肢を自ら選んだたという。
「たったひとつしか選択肢がないよりは、サイズ6の選択肢を山ほど持つ方がいいの。だからいつも私はデパートへ出かけるのよ」(E!)