「ワンダーウーマン」ガル・ガドット“出演”のポルノ作品が勝手に完成!? 技術発展によって生じる、新たな脅威とは


映画「ワンダーウーマン」でタイトルロールを演じる人気女優ガル・ガドット(32)が“出演”するポルノ作品が完成。最新技術が、新たな脅威を拡大させている。

もちろん、ガル・ガドット本人が、ポルノ作品に出演している事実はまったくない。英DailyMailによれば、話題の動画はAI(人工知能)が完成させたもの。Google、YouTube上の写真や動画から「アルゴリズム」を学んだAIが、別の女優が出演するポルノに、ガル・ガドットの顔を合成させ、出来上がった映像だ。

英DailyMailは、「Motherboard」に公開された“ガル・ガドットのポルノ”を「新たな危惧の拡大」として報道。本人の同意はなくとも、悪意や興味さえあれば、マシンを用いて容易に特定の人物が出演する偽ポルノが作れてしまうことを、問題視する記事を公開した。

これらの問題は、現代において珍しいものではない。これまでにも別のAIが使用され、テイラー・スウィフトやメイジー・ウィリアムズらの偽ポルノが発表されてきた。悪用されるばかりではなく、2016年公開の映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」に、1970年代当時のキャリー・フィッシャー演じるレイア姫の出演を可能にしたのも、現代のデジタル技術だ。

一方で、現代においてはセレブリティだけが、勝手に“ポルノ出演”させられてしまう危険性を抱えているわけではない。同メディアは、多くの人々がSNS上に自分の写真や動画を気軽に公開している事実を指摘。AI研究者のアレックス・シャンパンダードは、「Motherboard」に対して、「誰もが簡単にフェイク写真や動画が作れることを知っておくべき」と主張している。