人気モデルのジジ・ハディッドが、「人種差別的」との批判を受けた自身の行動について、中国版ツイッターを通じて謝罪したと、米COSMOPOLITANが報じている。
今年2月、ジジ・ハディッドの妹ベラ・ハディッドは自身のSNSアカウントに、アジア料理店でジジと一緒に食事を楽しむ動画を投稿。その動画に写ったジジがデザートに添えられていたアジア人男性のように見えるクッキーを持ち、その横で目を細めるポーズをしたことで、人種差別的行動だと批判の的となった。
this is y'all woke palestine queen? Gigi out here mocking Asian people. i would say she's cancelled but she never started. rat @GiGiHadid pic.twitter.com/b6wj5k1sXE
— . (@hvrrystime) February 5, 2017
その後、この問題は収束したかに思われていたが、近ごろ上海で行われる「ヴィクトリアズ・シークレット」のファッションショーに、ジジの出演が決定したことから、再びこの問題が浮上。ジジの元には現地の人々からショーに出演してほしくないとのコメントが殺到。ジジはコメント欄の閉鎖を余儀なくされた。
これまでこの件について口を閉ざしてきたジジだが、米COSMOPOLITANによれば、中国版ツイッター「ウェイボー」を通じてファンに謝罪したと伝えられている。ツイッターユーザー「@mr_jielin」がキャプチャした画像の中で、ジジは北京語と英語の両方で自身の胸の内を綴っている。
Gigi apologized in Chinese social media Weibo, but she didn't apologize in facebook and instagram, because she don't want you guys know it pic.twitter.com/CHGoRj0nSB
— Gee Lean (@mr_jielin) September 2, 2017
「誰かを傷つけることは心が痛みます。私は自分の行動を通じて誰かを怒らせるつもりはありませんでした。(この件で)傷ついた人や、私に失望した人に心からお詫び申し上げます。中国の人々には最高の敬意と愛を持っています。過去に中国を訪れた経験は私のすばらしい思い出となっています」
「自分の行動がどのように受け取られ、描写されるかということにとても注意しなければいけないことを学びました。皆さんが私の謝罪を受け入れてくれることを願っています。あなた方多くに会って、みんなに私を知ってもらえることを望んでいます。人を傷つけるような行動を許さず、様々なバックグラウンドを持つ人々とファンが、私と私の周りで歓迎され、愛され、尊敬されていることを知ってほしいのです」