@sarashakeel / Instagram
急な体型の変化のため、皮膚に残る白い線。肉割れ、ストレッチマークなどと呼ばれるこのコンプレックスのもとを、おしゃれに変えてしまったアートが話題だ。
Cosmopolitanが紹介するのは、元歯科医志望という異色の経歴を持つアーティスト サラ・シャキールさん。彼女のインスタグラムには、個性的な作品がずらりと並んでいる。
今年10月、彼女は女性の太ももやお尻に出来た肉割れに、グリッター加工を施した画像を公開し、大きな話題に。コンプレックスの元になりがちな“肉割れ”を、芸術作品として昇華させたことで、フォロワーらから大きな称賛を浴びた。
サラさんいわく、自身も歯科医の道を挫折したことを起点に、「悲しみと憂鬱」からアートに目覚めた経歴を持つという。「グリッターストレッチマークの作品を制作していたときの気持ちを覚えています。アップロードするのが怖かった。私はパキスタンを基盤としたアーティスト。地元じゃ肉割れについて話題にすることなんてほとんどないから」
サラ・シャキールは、これらの作品の最終目標は、セルライトや肉割れ、そして「どんな体型でもいい」という“ボディエンパワーメント運動”に光を当てることだと話している。
「ストレッチマークは、すごく個人的なレベルで私が共感できるもの」と話す彼女自身、急激な体重増加で「ストライプ模様ができちゃった」。彼女が一連の作品を手がけた背景には、身体に残るその跡を「かわいいもので満たしちゃいたい」という意思があったことを明かしている。