カレシの浮気を制裁するなら、最適な武器は“サムライソード”! 米ワシントン在住の30歳女性、恋人を日本刀で斬りつけ逮捕

まるで冗談のような、現実の話。米ワシントン州に在住する30歳の女性が、浮気した恋人を日本刀で斬りつけ逮捕された。

現地メディアThe Columbianによれば、エミリー・ハビエル容疑者は、3月3日、日本刀(samurai sword)で恋人を刺殺したとして、自ら警察に通報・逮捕された。被害者となったのは、彼女の恋人アレックス・ラヴェルさん(29)。警察が駆けつけた際、彼はまだ息をしていたものの、全身切り傷だらけ、さらにベッドルームは血まみれだったという。

ハビエル容疑者の供述によれば、動機は“恋人の浮気”。2年間も同棲を続けていたが、彼女は被害者ラヴェルさんの背中にひっかき傷を発見。シャワールームの排水溝には、彼女のものではない赤い髪が引っかかっており、出会い系アプリ「Tinder」の使用歴が決定打となったと話している。

また、「彼は日ごろから1日中座り込んでゲーム三昧。家のことは何もしなかった」という生活態度も、今回の凶行を引き起こす要因に。皮肉なことに、彼のゲーム仲間はオンラインで、治療費の寄付を募っているというが……

ハビエル容疑者は、数日間の逡巡の末、凶器となった日本刀をモールで購入。なお、彼女にこれまで“カタナ”らしきものを扱った経歴はなく、今回、浮気した恋人を殺害するにあたり、何を用いるべきかと考えた末、手にしたのが「サムライソード」だったという。彼女は入手した刀、2本のナイフをベッド底に仕込み、夜になって彼が寝入ったところを斬りつけ、そして逮捕にいたった。

エミリー・ハビエル容疑者は、「浮気を理由に彼を殺そうとした。それが私の目的だった」と事件について供述している。