「ハイスクール・ミュージカル」でブレイクしたときは、キュートなバスケ少年だったザック・エフロン(29)だが、いまや世界中の女子をトリコにするイケメンマッチョに超進化。そんな彼のトレーニング方法とは?
今年5月に全米公開された映画「ベイウォッチ」(※国内DVDスルー)では、ドウェイン・ジョンソンと並んで主演を張って、大きく話題になったザック。本作では海難救助隊=ベイウォッチの隊員を演じ、水着シーンでは自慢の肉体を惜しみなく披露した。
「ベイウォッチ」出演にあたり、ザック・エフロンは共演者らとともに、フィットネストレイナー パトリック・マーフィーの指導のもと、半年間、週に4から5回のトレーニングを積み、カラダを鍛えたという。E!Newsが、ザックの声明を紹介している。
「はじめのうち、パトリックのトレーニングには混乱させられたよ。ぼくはただ、出かけて、ウェイトを担いで、より深い6パックをゲットできると思っていたんだ(それだけでも大変ではあるのだけれど)」
「でも慣れ親しんだ、典型的なボディビル用トレーニングではなく、強さだったり、瞬発力だったり、早いペースだったり、より計算されていたり、多面的で衝撃的なワークアウトだったり、いろいろなスタイルで、パトリックはぼくを“機能的に”追い込んできたんだ。面白かったよ。だって次の日に彼が何をさせようとするんだか、さっぱり予測がつかないんだから」
さらにザック・エフロンは、他のキャストが水着で魅せるための体型作りに励む一方、ジムで1時間を過ごしたうえで、プロのライフガードが行うトレーニングにトライ。中には海での水泳も含まれており、加えてロードバイクで20マイル(約32.19km)の距離を走っていたという。パトリックいわく、「週に一度のワークアウトでは足りないから」。
「近道はないんです」とトレイナーのパトリックは語る。そのかいあって、「ザックのカラダの深いラインや、筋肉の躍動が目に見えるはず」
とはいえ詳細なサーキットメニューを聞けば、オルタネーティング・ジャンプ・ランジ20回、ジャンプスクワット20回、マウンテンクライマー、パワープッシュアップ、踏み台昇降、TRCロープを用いた片足スクワットを各60回と、とても気軽に真似できるような内容ではない。ザック・エフロンの見事なカラダは、これだけの努力の結晶だったということが明らかとなった。