NETFLIX「クィア・アイ」アントニ、“セクシャリティの流動性”を語る! 「バイですら女か男としか付き合えないなんて」と、あえて定義しない主義を提案

 

各分野のエキスパートであるゲイ5人組“ファブ5”が、それぞれの知識を活かし、迷える男性たちを内外ともに改造する番組「クィア・アイ」。食とワインのスペシャリスト、アントニ・ポロウスキ(34)が、自身のセクシャリティについて語った。

2003年から2007年にかけて全5シーズンが放送された「クィア・アイ」が、今年2月、新たなゲイ5人を新“ファブ5”として起用し、NETFLIXにてリブート版として復活。役立つ専門知識だけでなく、耳の痛い社会問題にも切り込み、真摯に向き合う姿勢や、新ファブ5の人柄が受け、人気シリーズに。シーズン2の制作が早々に決定している。

「Gay Times」のインタビューにて、アントニは“セクシャリティの流動性”について話してくれた。

「中には自分を定義したいってひともいるよね。そういう人たちは、(セクシャリティを)自分のアイデンティティの一部と考えているんだと思う。でもぼく個人的には、自分自身に(セクシャリティの)ラベルを貼ったことはないんだ。今日のぼくはゲイ。男性の恋人がいる。それがいまの自分だ。これだけでぼくにとっては充分なんだよ」

アントニは現在、フォトグラファーのジョーイ・クリートメイヤーと交際している。彼は自分をバイセクシャルとすることにも、抵抗があるのだとか。

「バイセクシャルというのもどうもね……20代前半のころだったと思うんだけど、“バイって女性か男性としか付き合えないってこと? そうじゃない人を好きになったらどうなるんだ?”と思ったんだよ。生来、反抗的なタイプなのかも。これが自分、これがアントニ。そういう人間なんだよね」

だからこそ、もともとは男性同性愛者を示す言葉で、「変人」的な意味合いを持つ「クィア」というタイトルがついた番組へ出演することは、アントニにとって「恥ずかしい」ともいえる複雑な感情があったのだとか。その一方で、共演者であり、「ファブ5」ヘアのスペシャリスト ジョナサン・ヴァン・ネスとの友情を、かけがえのないものとして語る。

「ジョナサンとの付き合いは、なんていうか、一緒に手をつないで、ランチに行くみたいな感じ。ぼくらにとっては、それってすごく自然なことなんだよね。そうしないことの方が変に思えるくらい。ジョナサンは自分自身ありのままで、それが自然体なんだ。そのことが、自部らしい自分であるため、ぼくにとって助けとなっている。より良い自分に変われたよ。ジョナサンのおかげで、より正直な自分にね」