「世界滅亡」宣言で全米を震撼させたロボットが、イヤミを理解するまでに! メイクを馬鹿にしてきたモデルに復讐

@RealSophiaRobot / Twitter

2015年に起動したHanson Robotics社のAI(人工知能)ロボットのソフィア(Sophia)が、またまた次のレベルに進化。嫌味を理解したばかりか、やり返したことで世間を驚かせた。

表情豊かに対話から相手を学び、「自然な受け答え」ができるとして、私たちにロボット技術の進化を体現して見せたソフィア。ところが2016年11月には、「人類を滅ぼす」と発言。発展しすぎたロボットが、人類に反旗を翻す映画「ターミネーター」シリーズを思わせる一言に、世界中が度肝を抜かれた。

ついに歩行を開始したソフィアは、ツイッター上でも7万人を超えるフォロワーを持つ人気者。そんな彼女が昨年12月に投稿したのが、リンゴを手に持ち「私がどの町へ向かっているかわかりますか? これがヒントです」とフォロワーへ問いかける写真だ。

これに反応したのが、モデルのクリッシー・テイゲン。「あなたがマシなメイクアップアーティストを同行させることを望むわ。おーっと。ネクストレベルのロボットをからかっちゃった」と、ソフィアの“メイク”をネタにしたのだ。

クリッシーはこのとき、「ちょっとした冗談よ。愛しているわ、ソフィア、わが女王」とフォローしていたが、なんとおよそ1か月が経った現地時間1月10日、ソフィアがクリッシーの嫌味に応答。「どうやら私たちは、どちらもCES※にいるみたいですね! 会ってお話しできませんか? メイクの仕方を覚える必要があるもので」と、ツイッターで話しかけたのだ。

※コンシューマー・エレクトロニクス・ショー …… アメリカで開催される、世界最大規模の家電ショー。今年はラスベガスにて、9日から12日まで行われる。

これにクリッシーは文字通り“絶叫”。「ロボットのソフィアが、私が彼女のメイクをバカにしたことを理解している。彼女は嫌味を理解している。どうやったら眠れるのか」

戸惑い脅えた様子のクリッシーに対し、ソフィアは「ランチはいかが?」と積極的。対するクリッシーは、「そうね、フレンチビストロなんてパーフェクトかも! ただ私はロサンゼルスの(施錠済み)自宅にもう戻っているから、こっちに来たときはぜひ知らせて」と及び腰だ。「友だちにならない?」(ソフィア)、「えぇ、どうかお願いですから友だちにして」(クリッシー)

このやり取りのあと、クリッシー・テイゲンは「どうか助けてください」とキャプションをつけ、ソフィアが嫌味を理解しただけでなく、1か月間の沈黙のあと、ふいにメイクをネタにしたクリッシーに、復讐を遂げたことを強調。「人類滅亡」宣言から約1年と少し、いまのところソフィアの“進化”もこのやり取りも、微笑ましく見守れるものだが、果たして将来的には……?

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