リオ五輪体操の金メダリスト シモーネ・バイルズ、「マッチョ」といじめられた過去を告白

アメリカ代表選手として出場したリオデジャネイロオリンピックにて、体操女子団体、個人総合他、計4つの金メダルを獲得したシモーネ・バイルズ(20)が、かつて受けてきた“いじめ”について告白した。

シモーネ・バイルズは、リオ五輪のほか、世界選手権、環太平洋体操競技選手権といった舞台で、これまでいくつものメダルを獲得してきた、まさに超一流の体操選手だ。しかし、鍛え上げた肉体が必要なこの競技を続けるうえで、いじめにあった経験もあると、「Today」のインタビューで告白した。

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「意地の悪いことを言われることもある。クラスメイトには、swoldier※と呼ばれたこともあったけど、まったくいい気はしなかった。腕を隠すために、1年中ずっとセーターやジャケットを着ていたの」

※swoldier … 精神的、肉体的に強い人物を指す言葉。Swole(筋骨隆々とした肉体)と、Soldier(兵士の意味)を組み合わせた言葉とも。

シモーネは、自分の身体を好きになれたのは、アレクサンドラ・レイズマン(23)ら、他の体操選手と一緒に時間を過ごす機会が増えてからだと話している。

「同じ体操選手だから、私たちはみんな似たような体型をしているの。だからお互いに、自分たちの身体を好きになれるよう手助けをし合った。それが競技の助けにもなるからね。みんな似たような見た目、同じ筋肉質な身体つきだもん。私たちなら、他のアスリートができないことも出来るんだってね」

2016 Olympic Team GOLD Medalist

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「(五輪でのチームメイトだった)アリー・レイズマンは、私が自分の身体に自信を持って、好きになれるよう、たくさん支えてくれた。彼女はいろんなことを教えてくれたけれど、だいたいは同じメッセージよ。つまり、ラヴ・ユアセルフ(自分自身を愛しなさい)ってこと」

アレクサンドラ・レイズマンと

「私の筋肉が不足だとでも?」 オリンピック金メダリストが、“ボディシェイム”に猛反論

2017年5月26日

シモーネ・バイルズは、「自分にとって健康的な身体のイメージとは、内外から自分自身に自信を持っているもの」と表現している。「もしあなたが自分の身体を愛せるのなら、それがすべて。他人の言うことなんて、どうだっていいの」

【オリンピックでの活躍後、ザック・エフロンから祝福されたことでも話題に】

😘🌹

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on cloud 9 💙☁️ @zacefron

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