「ショートカットだから」試合出場禁止! 8歳の少女が理不尽な扱いに、「ショートカット=男子じゃない」と訴え[動画]


YouTubeより

 

8歳の女の子が、決勝戦への出場を禁じられたのは、「ショートカットだから」。大会主催者の理不尽な差別が批判されている。

TIMEが報じたこの事件は、米ネブラスカ州で起きた。「Omaha Azzuri Cachorros」という地元の女子サッカーチームに所属する、ミリ・ヘルナンデスちゃんという8歳の少女は、チームともども「Springfield Soccer Club」という大会決勝戦への出場を禁止されたという。

その理由は、ミリちゃんの髪が短かったから。主催者側は、「ショートヘアは男性のもの」「女子大会に男子の出場は禁止」との理由で、彼女とチームを締め出した。ミリちゃんは、「髪が伸びるとショートにしちゃう。いつもそうしてきたから。ロングヘアは好きじゃない」と説明。父親は大会に出られないと知らされたとき、「娘は泣いていました」と話し、「彼らが娘を泣かせたのです」と憤りをあらわにした。

【動画】インタビューに答える、ミリ・ヘルナンデスちゃんと家族

後に提出書類に間違いがあったためと判明したため、両親はミリちゃんのため、大会主催者側へ娘の保険証を提示するなど、彼女がれっきとした「女子」であることを証明しようと試みた。しかし、主催者側はこれを見もせずに拒絶。ミリちゃんの兄は、「話を聞こうとしなかった。この決定は上層部が下したもので、覆ることはないという態度でした」と話している。

ミリちゃん自身も、「私のルックスが男の子みたいだからといって、私は男の子ということじゃない。それは出場禁止になる理由にならない」と述べている。なお、幸いにも彼女はこれをきっかけに、サッカーを辞めるつもりもないという。

この事態を知った、元アメリカ代表選手で、オリンピック金メダリスト&W杯チャンピオンでもある、ミア・ハムは、自身が監督を務めるチームへミリちゃんを招待。同じく世界最多得点記録を持つ元選手アビー・ワンバックも、「そのままのあなたを、誰かに完ぺきではないなんて言わせてはダメ。私はショートカットで優勝した」と、彼女を元気づけるコメントを投稿した。

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