ファンの感情はさておいて、自分の出演作が気に入らない俳優たちの言葉をご紹介。DigitalSpyがまとめている。
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ジョージ・クルーニー、「バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲」(1997)について
「思うにぼくらがこのフランチャイズを終わらせてしまった」
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1989年から続いたシリーズだが、ゴールデンラズベリー賞を獲得するほどの酷評によって、続編の制作は中止に。
「ワーナーの代表から電話をもらって、“オフィスへ来てくれ。きみがバットマンを演じるんだ”と言われたときは、“イェー!”と即答して、友人たちに電話したよ。彼らは大騒ぎで、ぼくも大騒ぎ。まったく信じられないことだった」
「前作が成功していたから、大成功するフランチャイズの波に乗ったぞと思ったんだよね。そのフランチャイズを、思うにぼくらが終わらせてしまったんだ」
アーノルド・シュワルツェネッガー、「レッドソニア」(1985)について
「これまで参加してきた中で、最悪の作品だ」
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マーベル・コミックの実写版映画。ブリジッド・ニールセンがタイトルロールを演じ、シュワルツェネッガーは「カリドー」という準主役ポジションに。
「うちの子どもたちが悪いことをしたら、罰として部屋に閉じ込めて『レッドソニア』を10回見させるんだ」
ハル・ベリー、「キャットウーマン」(2004)について
「頂点にいたのに、いまやどん底です」
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映画「チョコレート」(2001)によりアカデミー主演女優賞を獲得するも、本作でゴールデンラズベリー賞最低主演女優賞を受賞。
「このクソみたいな、くたばれ映画にキャスティングしてくれた、ワーナーブラザーズに感謝します。この映画は私のキャリアが必要としていた作品でした。私は頂点にいましたが、いまやどん底です」
「結果はわかっていますが、もしもう一度作り直すチャンスがあれば、もっとマシなものになるでしょう。マシなストーリーに、マシなヴィラン。(中略)とはいえすべて過去のこと。乗り越えました。それでも私は、キャットウーマンを演じられて楽しかったわ」
アレック・ギネス、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」(1977)について
「スター・ウォーズの話し合いは……まったく嘆かわしいものだった」
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オビ=ワン・ケノービを演じた、「エピソード4/新たなる希望」について。
「金銭面はともかくとして、この映画に出たことを悔やんでいる。彼らはいいやつだったけど、俳優のやることじゃないだろう、話し合いは。嘆かわしいものだったよ。コロコロ変わるし、微々たる進歩しかない。自分が年老いたことを痛感した」
マーク・ウォールバーグ、「ハプニング」(2008)について
「フ○ック」
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M・ナイト・シャマラン監督のサスペンス映画。
「クソくらえだよ。科学教師を演じようとトライしたことを責めないでくれ。わかるだろ? 警官でも、犯罪者の役でもなかったんだ」
ボブ・ホスキンス、「スーパーマリオ/魔界帝国の女神」(1993)について
「フ○ッキン悪夢、フ○ッキン馬鹿野郎だ」
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ご存知任天堂のゲーム「スーパーマリオブラザーズ」を元に作られた映画。もっともガッカリした仕事、キャリアを変えてしまった仕事として挙げた。
「監督らは、自分のエージェントに出てけって怒鳴っていたよ。クソ悪夢、クソ馬鹿野郎だ」
ジョシュ・ブローリン、「ジョナ・ヘックス」(2010)について
「もし俺が本当にリッチなら、もう一度あの映画を撮り直すね。本気だよ」
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同名のDCコミックスを原作とした、西部劇映画。
「バッシングに値する映画だと思うよ。もう公開だってときになって、このお子ちゃま(監督のこと)が思いついたんだ。愉快な若者で、エネルギーにあふれ、原作のファンだった。“こりゃマジでヤバい選択か、最高の選択のどっちかだな”と思った。本当に悪い方だったね」
ジェイミー・リー・カーティス、「ヴァイラス」(1999)について
「信じられないほどにひどい映画」
数々のホラー映画に出演し、“絶叫の女王”とも呼ばれたジェイミー。コミック原作の本作も、SFホラー映画。
「クソ映画よね。信じられないほどにひどい映画。どん底のさらに底よ」
「悪い状態のまま、自分にはどうしようもないこともあると知った、私にとっては唯一の体験だと思うわ」
シャイア・ラブーフ、「トランスフォーマー/リベンジ」(2009)について
「ロボットの大群が戦っているだけ」
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映画「トランスフォーマー」シリーズの二作目。
「この作品を観たとき、自分たちがやってきたことに一切感心しなかったんだ。ワイルドなスタントもあったけど、ハートがどこかに消え失せていた」
「(監督のマイケル・ベイは)ビッグになった。なりすぎたんだ。作品の軸を失ってしまった。関係性もね。もしぼくらの関係がよかったのなら、まだよかったのかも」
シャイア・ラブーフ、「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(2008)について
「ハリソン・フォードもぼくも、全然ハッピーじゃなかった」
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1981年から続くシリーズ4作目に出演。
「みんなが愛し、大切にしてきた作品を台無しにしてしまった気がした。(中略)ぼくらは観客が求めてもいない、純粋性を強調しようとしていたんだ。でも強制できない、そうだろ?」
シルヴェスター・スタローン、「刑事ジョー ママにお手上げ」(1992)について
「最悪だ」
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ママと刑事がタッグを組むコメディ映画。
「真に最悪な映画を作ってしまった。『刑事ジョー ママにお手上げ』は最悪だよ。誰かに殺人を自白させたいのなら、そいつを座らせてこの映画を無理やり見せることだね。15分もすれば白状するよ」
コリン・ファレル、「マイアミ・バイス」(2006)について
「マイアミ・バイス? そんなに好きじゃなかった」
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1980年代に放送されていた、同名ドラマの映画版。
「(主人公たち)タブスとクロケットの親密な関係性を描きたかったのはわかるけれど、そんなに無駄話させたり、見つめ合わせたりする必要はなかっただろう。しかも2時間半以上も」
ジェームズ・フランコ、「ロード・オブ・クエスト ドラゴンとユニコーンの剣」(2011)について
「あの映画はクソだ」
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どこかで聞いたことのあるような邦題がつけられた、ファンタジーコメディ。
「『Your Highness(原題)』? あの映画はクソだ。どうしようもないね」
マイケル・ケイン、「ジョーズ’87 復讐篇」(1987)について
「家ですらゴミくず」
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パニック映画の金字塔「ジョーズ」(1975)のシリーズ第4作。
「あの映画は見たことがない。でも会計士によれば、ひどいものだったね」
ダニー・ダイア、自身のキャリアについて
「40本を超える映画を撮ってきた。そのうち1/4はクソだ」
1989年デビューの英国人俳優だが、自分のキャリアについてはかなり辛口。
「40本を超える映画を撮ってきた。そのうち1/4はクソだ。別の1/4は大丈夫。半分は何かしら言うことがあるんじゃないか」
シャーリーズ・セロン、「レインディア・ゲーム」(2000)について
「あれはひどい、ひどい、ひどい映画」
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ベン・アフレックと共演のクリスマス映画。
「あれはひどい映画だったけど、ジョン・フランケンハイマー(監督)と仕事ができた。正直いって、それが出演理由よ」
クリストファー・プラマー、「サウンド・オブ・ミュージック」(1965)について
「あの映画はとてもひどくて、センチメンタルで、感傷的だね」
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ジュリー・アンドリュースと共演の名作ミュージカル映画。アカデミー作品賞を獲得しているが……?
「必死にやらなくちゃならなかった。ごくごくわずかなユーモアをしぼりだす必要もあった」
ミーガン・フォックス、「トランスフォーマー/リベンジ」(2009)について
「マイケル・ベイは、撮影現場のヒトラーになりたかったのよ」
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共演者のシャイア・ラブーフに続き、ヒット作を自ら酷評。
「SFXだらけで演技をする機会は不充分だった」
「マイケル・ベイは、撮影現場のヒトラーになりたかった、そして実際そうだったわ。彼との仕事は悪夢のようだけど、現場から遠ざけて監督モードが抜ければ、楽しいひとになるのよね。変人よ。希望がないほどに変人なの。社会性がほとんどない」
ジェイソン・ベイトマン、「モンスター上司2」(2014)について
「二作目はゴミだね」
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2011年にヒットした作品の続編。
「一作目はおもしろかった。収益もよかった。二作目はゴミ出し、収益も全然ダメ」
ニコラス・ケイジ、「ゴーストライダー」シリーズについて
「あの当時だからうまくいかなかった」
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コミック原作のシリーズだが、ニコラス・ケイジは「R指定をつけるべき作品だった」と弁解。「台本は素晴らしかった」と釈明している。
「あの映画は作るべき作品だった。ぼくはいらなかっただろうけどね。でもR指定にされるべきだった。『デッドプール』はR指定で大成功した。『ゴーストライダー』もR指定がつく、恐ろしいスーパーヒーローとして描かれている作品だった。でも当時はうまくいかなかったんだ」