シャーリーズ・セロン、新作映画のために23キロ増量でうつ病に! 「食べるのが仕事になっちゃって…」

ハリウッドでも指折りの美貌を持ちながら、出演作のため体型、髪型、何でも変幻自在の女優シャーリーズ・セロン(42)。しかし最新作のため行った23キログラムの増量には、相当悩まされたという。

アカデミー賞を手にした「モンスター」(2003)では、実在の殺人犯を演じるために14キロを増量。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(2015)では、丸刈りでフェリオサ大隊長を熱演。その一方、「アトミック・ブロンド」(2017)では、美しい女性スパイを演じている。

そんなシャーリーズ・セロンの最新作は、今年5月全米公開予定の「Tully(原題)」(※日本公開は未定)。本作で彼女が演じるのは、三児の母という今まで以上に親しみやすい役柄だ。彼女はこの役を演じるため、50ポンド(約23キログラム)の増量を行った。これがかなり大変だったことを、Entertainment Tonightのインタビューで語っている。

「この女性が感じたことを、私も感じたいと、シンプルにそう思ったの。もっとこの役のことを近くに感じられるし、考え方も理解できると思った。でもね、それがとんでもないサプライズだったのよ」

シャーリーズはこの増量によって、“うつ病”をわずらう羽目になったことを明らかにしている。

「これまで生きてきた中で、あんなに山ほど加工食品を食べたことはなかったし、砂糖をがぶ飲みしたこともなかった。この作品は、楽しいことばかりじゃなかったわね」

プレミアでは美しい姿を披露した

痩せることに比べれば簡単なように思えてしまうが、このときシャーリーズ・セロンが増量のために与えられた期間はわずか3か月。最初の数週間は、みるみる体重が増えていくのを楽しめたというが……

「突然パタッと食べることが仕事だと思えてくる。太るためだけに、夜中にアラームをセットしなくちゃいけなかったわ」

努力のかいあって、シャーリーズ・セロンは本作の中で見事に(?)たるんだボディを披露。本作は3人の子どもたちの育児に追われ、疲れ切った夫婦が夜間のベビーシッターを雇うというストーリーだ。

【動画】共感できるストーリーに! シャーリーズ・セロン主演「Tully」予告編