欧米とアジア、整形トレンドの違いは? 理想の“唇”の差が明らかに

欧米とアジアでは、理想とする“顔”が違うそう。整形手術でのトレンドにも、差があるという。

現在、欧米圏では、カイリー・ジェンナー(20)やキム・カーダシアン(36)に代表されるような、厚みがあるリップがトレンド顔だ。しかしアジア圏では、逆に薄い唇を求める声が大きいのだとか。Peopleが、タイを拠点に活動する皮膚科専門医ヌッタエ・ヌッタポン医師のインタビューを掲載している。

 

【唇のプチ整形を認めているカイリー・ジェンナー。いまやリップ市場の女王に】

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「アジア系の男性も女性も、白人的な特徴を求める傾向にあります。細い頬骨や、眼球周辺の彫り、そして薄めの唇です」(New Beauty)

近年ではアジア人が抱く“理想の顔”も大きく変わりつつあるというが、いまだにこの傾向は変わらないそう。そのためアジア各国の20代から30代の間では、唇の縮小手術の件数が増加しているというのだ。

 

一方で、米ビバリーヒルズに拠点を持つ美容整形外科医マーク・マニ医師によれば、皮肉にもアメリカ国内でも口唇縮小術を受ける患者数は増えているのだとか。彼によれば、これは厚めリップブームからの回復だという。

なお、この手術は唇の口腔内外の境目を切り取り、縮めるというもの。費用はおよそ1万ドル(約112万円)ほどで、麻酔を使用、1、2時間程度で終了するとのこと。