毎朝慌てて跳び起きて、身支度を整え、余裕があったら朝ご飯を書き込んで、家を飛び出し学校や職場へ。そんな生活をしているわが身が憐れに思えてくる、故マーガレット王女(2002年没)の優雅すぎる毎朝のルーティンをご紹介。
故マーガレット王女は、現在もイギリスを統治するエリザベス女王(91)の妹として、1930年に誕生。タウンゼント大佐と恋に落ちるも、年の差と彼の離婚歴が問題視され、引き裂かれることに。1960年に写真家だったアンソニー・アームストロング=ジョーンズと結婚するも、早々に結婚生活は崩壊し、浮気騒動を経て離婚。華やかすぎる社交生活は常にゴシップ誌を賑わし、何かと話題の多い人物だった。
HarperBAZAARは、クレイグ・ブラウンによる著書より、1955年、マーガレット王女が25歳だったころの毎朝のルーティンを掲載。「ご周知のとおり、われわれとはまったく異なるロイヤルファミリーの生活」を伝えている。
- 午前9時:起床。ベッドで朝食を取り、2時間ほどラジオを聞き、新聞(床中に散らかしていた)を読んで過ごしながら喫煙三昧
- 午前11時:メイドに手伝わせ入浴
- 正午:1時間の入浴のあと、ヘアメイクを行い、着替え(なお、プリンセスは同じ服を洗濯せずにもう一度、袖を通すことは一切ない)
- 午後12時30分:部屋を出てウォッカを飲む
- 午後13時:母であるエリザベス皇太后と、銀食器を用いてはいるものの、くだけた作法でコースランチ。各人ボトル半分ほどのワインをたしなみ、フルート、半ダースほどのチーズをいただく
ちなみに姉であるエリザベス女王は、1日にカクテルを4杯ほど飲まれることが知られている。ロイヤルファミリーとアルコールは、切っても切れない仲であるようだ。