英キャサリン妃、英アカデミー授賞式で黒いドレスを着なかったことに非難殺到! 「彼女は女性の味方じゃない」

英キャサリン妃(36)が、英国アカデミー賞(BAFTA賞)授賞式にて黒いドレスを着なかったことで、大きく批判されている。

BAFTA授賞式は、イギリスにて2月18日に開催。先月開催のゴールデン・グローブ賞と同じく、多くの参列者たちは、セクハラや性的暴行被害者への同調を示し、被害の終息を訴える「Time’s Up」運動サポートのため、黒いドレスやタキシードを着て参加した。

ところが夫ウィリアム王子(35)とともにレッドカーペットへ現れたキャサリン妃は、黒ではなく深いグリーンのドレス姿。アンジェリーナ・ジョリー、ジェニファー・ローレンス、サルマ・ハエク、パトリック・スチュワートら、他の参加者が黒を選ぶ中で、一際目立つ存在となった。

慣例的に、イギリス王室の面々は、政治的な意見を大々的に発することを良しとされていない。しかしながら一部からは、キャサリン妃が“黒”を着なかったこと、またウィリアム王子ともども「Time’s Up」のピンバッジを着用していなかったことへ、落胆や批判の声が起きている。FoxNewsが伝えている。

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「ケイト・ミドルトン(キャサリン妃のこと)がBAFTAで黒を着なかったことに落胆した。これは政治じゃない、女性の問題よ!」

「王室が“抗議”に参加しないことは理解しているけれど…ケイト・ミドルトンが黒を着るって、そんなに悪いことなの?」

「ケイト・ミドルトンは、Time’s Upのブラックドレスコードを破った。明らかに彼女は、女性の味方をする女性ではない」

アンジェリーナ・ジョリー / ジェニファー・ローレンス

一方で「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」により、ゴールデン・グローブに続いてBAFTAでも助演女優賞を獲得した女優アリソン・ジャネイは、キャサリン妃の選択を称賛し、理解を示している。「彼女はとても美しかった。(中略)妊婦姿もとても素敵。彼女には、自分が着たいものを着る権利がある」(DigitalSpy)

アリソン・ジャネイ

加えて米TMZは、王室通のケイティ・ニコールの解説を掲載。キャサリン妃関連の著書もある彼女によれば、BAFTAにてケイト・ミドルトンが緑のドレスを選んだのは、「妊娠のせい」。ドレスをオーダーしたのは「数か月前」であり、Time’s Up運動が起きるより前のこと。妊娠中の体型に合わせたカスタムメイドだったため、急な変更は効かなかったと説明している。

その一方で、ケイティ・ニコールは「王室は政治からは一歩引く」という慣例の影響が少なからずあったことを否定していない。とはいえキャサリン妃に同行したウィリアム王子黒いタキシードを着ていたことから、「Time’s Up」はあからさまな政治運動ではなく、王室もやや微妙な立ち位置を保っているという見方をしているようだ。

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