リリー・コリンズが、スリムな体型を“褒められること”に不満を持つ理由! 「だからこの問題はなくならないのよ」

@lilyjcollins / Instagram

 

リリー・コリンズ(28)が、痩せたことを褒められる社会への不満をぶっちゃけ。彼女が怒る理由は?

NETFLIXオリジナル作品「心のカルテ(原題:To The Bone)」で、拒食症をわずらう役を演じるため、体重を落としたリリー・コリンズ。「The Edit」でのインタビューによれば、リリーは痩せたことを周囲から“称賛される”経験をしたそう。この経験を通じて感じた“問題”を、明らかにした。

 

リリー・コリンズ、拒食症患者を演じるため激ヤセ! 「自分と同じ病気をわずらった役を演じるのは怖かった」[動画]

2017年6月23日

 

「ある日、自宅を出るときに、母の年代になる知り合いから、“あらまぁ、見違えたわ”と言われたの。私は役のために痩せたことを説明しようとしたんだけど、彼女はもう“やだ! どうやったら痩せたのかを知りたいわ。素敵ね!”って調子よ。車に乗り込んで、ママに行ったわ。“これだから問題がなくならないのよ”って」

 

 

なお、リリー自身にも、本作で演じた役柄と同じく、拒食症をわずらっていた過去がある。だからこそ、リリーの母親にとって、本作の鑑賞することは、容易ではなかったという。

「最初、母は少しショックを受けていたわ。次に見てみたら、母は泣いていた。ひどく打ちのめされてしまったのね。私は絶対に、母に責任を感じてほしくはないの。ママはいつだって私の親友みたいだった。この作品を観たとき、母は(本作で演じた)エレンの中に、私を見出したんだと思う」

「キャリー・プレストン演じる継母の前で、服を脱いで体重を図り、写真を撮られてそれを見せられるというシーンがあるの。実際には写していないと思っていたんだけど、違ったのよね。実際にそのとき写真に写った自分自身を見て、心臓が止まるかと思った。私のママは作品を観て、(演技ではなく)リリーの反応だってわかったのよ。誰より私を知っている人だから」

リリーは別のインタビューにて、本作を「私にとってもっともパーソナルなプロジェクト」と明言。自分自身にとって、拒食症を乗り越える助けになったことを明かしている。なお、「心のカルテ」は7月14日より、日本国内でもNETFLIXにおいて配信予定だ。