異母妹メーガン・マークル(36)と、英ヘンリー王子(33)の関係発覚以来、積極的にメディアに登場、ついには回想録まで出版した姉サマンサ・グラント(53)が、「血縁を利用して金もうけしている」との批判に反論している。
サマンサ・グラントは、メーガン妃の父トーマス・マークルさんが、彼女の母親より前に結婚していた女性との間にもうけた異母姉だ。年の差、ほとんど同じ家で暮らしたことがないという経緯から、姉妹はあまり親しい間柄とはいえないようで、5月19日に行われた結婚式にも招待されず。当初は「疎遠なら家族じゃないというのか」と語気を強めていたサマンサだが、結局、アメリカ国内の自宅にて式をテレビで視聴。「とても美しかった」との感想を、ラジオ番組「Em, Grant, and Ed(原題)」にて話している。
番組中に、過去の発言を悔いるつもりはないかと尋ねられたサマンサは、「全部を信じちゃいけないわ」と言い訳。「感じたことをそのまま口にしてしまう」性分であると明かし、「理解できないことや、納得できないこともあった」と告白。その上で、「彼女は私の妹で、大好きな存在。妹の幸せな瞬間を見届けながら、とても誇りに思ったし、どんなに納得できないこともあれだけの幸福を目の当りにしたら、どこかへ溶けて消えるわ」と述べた。
メーガン妃が父親側の親族を、誰も招待しなかったことについては、「交通状態がカオスだったようだし、家で観ていた方が快適だった」。式直前にすっぱ抜かれた、父親トーマス・マークルがパパラッチと共謀し、わざと写真を撮らせていたという騒動も、「メディアから撮影代は受け取っていないし、インタビューは断っている」と擁護している。
サマンサ・グラント自身、「妹メーガンの名声を、金に換えている」という批判が絶えない。しかし本人はこれを否定しており、回想録を上梓したことについて「家族や友人たちが稼がなきゃ、ジャーナリストやタブロイドが、真実とは程遠い内容で稼ぐことでしょうよ」と、自己弁護を行った。
サマンサ・グラントは、いまやサセックス公爵夫人となった妹メーガンとの関係修復を望んでおり、交流の復活に向けて妹へメディアを通じて呼びかけている。
「ハネムーンが終わって落ち着いたら、電話で交流がしたいわ。父を経由すれば連絡先もわかると思う」